〜30年ものヴィンテージ品〜
30年ものヴィンテージ品とは
弊社の現会長が30年前に造り、蔵の奥で眠っていたヴィンテージ焼酎の覚醒です。
瓶の中で30年もの長いあいだ時を止めていた焼酎は、封をきって再び空気に触れたとき、どんな表情をみせるのでしょう。
人の力の及ばない、時の流れが造り出したロマンあふれる一期一会の味わいをぜひご体験ください。
蔵のたから 蕃紅花(サフラン)
サフランはイラン・スペイン・フランス・イタリアなどのほか日本国内でも栽培されています。今ではその数は減少しましたが、かつて大分県は良質な国産サフランの産地として知られ、大規模な栽培が行われていました。
サフランはパエリアの料理などに使われることで有名ですが、薬用としても非常に優れた効果・効能を持ち、健胃・鎮静・生理痛・慢性の子宮の出血の軽減・消化不良・腹痛の軽減などに古くから世界中で用いられていました。
そのような目的にはサフランのめしべが使用されますが、一つの球根から4?6個程度しか花が咲かず、とても高価なものとなっています。
サフラン焼酎はサフランの球根の澱粉を利用して造られた本格焼酎ですが、めしべを取るために大量に生産された球根の再利用を目的に造られたものと言われております。
当商品は、28度のサフラン焼酎の原酒を25度に調整したものです。
25度のアルコール度数は全国的に本格焼酎の一般的な度数で、昭和15年に旧酒税法が税率基準を25度と制定したことに由来するいわれておりますが、他にも諸説あり本当のところ起源は誰にも分りません。
しかし、文化として定着したこの度数は、いろいろな飲み方を楽しめることから焼酎にとって確かに最適なようです。
大分県の歴史の中から生まれたサフラン焼酎。その幻の味わいを、ストレート・ロック・お湯割りなどお好みの飲み方でお楽しみいただければ幸いです。
- ■アルコール度数:25度